J-クレジット制度
1-国が認証するJ-クレジット制度:
国が認証するJ-クレジット制度とは、省エネルギー機器の導入や森林経営などの取組による、CO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度です。
本制度は、国内クレジット制度とオフセット・クレジット(J-VER)制度が発展的に統合した制度で、国により運営されています。
本制度により創出されたクレジットは、低炭素社会実行計画の目標達成やカーボン・オフセットなど、様々な用途に活用できます。
なお、「方法論」は排出削減・吸収に資する技術ごとに、適用範囲、排出削減・吸収量の算定方法及びモニタリング方法等を規定したものです。
「方法論」は<ホーム>-<J-クレジット制度について>-<方法論>に記載されています。
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排出量の取引プラットフォーム
2-東京証券取引所:カーボン・クレジット市場
東京証券取引所は、2022年度の実証事業の結果を踏まえつつ、取引所としての日本のカーボン・プライシングへの貢献の観点から、2023年10月11日に正式にカーボン・クレジット市場を開設いたしました。
https://www.jpx.co.jp/equities/carbon-credit/index.html
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環境省LD-Tech
3-環境省:環境省LD-Tech認証制度(Leading Decarbonization Technology)
(1)本制度では、3種類のツール(環境省LD-Techリスト、環境省LD-Tech水準表、環境省LD-Tech認証製品一覧)を用いて、先導的な技術を整理しています。
設備・機器等の認証を受けるにあたっては、「環境省LD-Techリストへの掲載」、「環境省LD-Tech水準表における認証ルールの策定」、「環境省LD-Tech認証製品への申請(年度毎)」が必要となります。
(2)その他CO2削減に係る最高性能を有する製品一覧の整理
エネルギーの使用の合理化等に関する法律(省エネ法)」の「第6章 機械器具等に係る措置」(以下、トップランナー制度と記載)に規定されている機械器具等を対象に、省エネルギー性能について最高性能を有する製品群についてまとめております。 トップランナー制度の対象機器として指定される製品(型番)は、同一製品の重複認証を妨げる等の観点から、本認証制度の対象外となりますが、当該製品群のうち、CO2削減に係る最高性能を有する製品情報については事務局調査を行い、「その他CO2削減に係る最高性能を有する製品一覧の整理」として取りまとめています。
「2022年度その他CO2削減に係る最高性能を有する製品一覧」Excel版が記載されています。
https://www.env.go.jp/earth/post_93_00001.html
4-環境省:2024年度環境省LD-Techリスト・水準表の公表及び製品情報の募集開始について(2024年12月13日)
資料1_2024年度環境省LD-Tech認証 実施要領、資料2_2024年度環境省LD-Tech認証 申請書、資料3_2024年度環境省LD-Techリスト・水準表、資料4_2024年度環境省LD-Techリスト(案)・水準表(案)からの変更点、参考資料1_2023年度環境省LD-Tech水準表・認証製品一覧